2014年6月19日木曜日

SUI SUI 酔粋 by ESOW




東京の下町を拠点に活躍する日本を代表する人気グラフィティ・アーティストESOWの作品集が入荷。


浅草の銀座線地下街の一角にフウライ堂というショップ兼工房を持つESOW。スケートチームT19のメンバーであり、日本のグラフティムーブメントDYZの一員でもあり、日々ピストの自転車を乗り回し、下町の巨匠と呼ぶ人もいます。



作品はと言えば、そのセンスはますます磨きがかかり、描き出されるキャラクターも、また一緒に描かれる空気感もパワフルです。見ているうちに、思わずこの男はにやりと口を動かすのではないか、タバコを持つ手がぴくりと動くのではないかと、そんな気にさせられ、一喜一憂、静かな笑いの中に引き込まれます。



また、人物の着こなしも必見で、ESOWならではの、こだわりのディテール探しも作品の見どころのひとつです。



ESOW

中学のときにサーフィンを始め、大野薫、デビル西岡と出会う。スケートボードにはまり10代でロサンゼルス、そしてハワイへ。
帰国後、スケートボーダーを仕事にする生活からグラフィティアーティストへ転向。以後、ストリートと日本の江戸の粋が生み出した浮世絵や琳派の画風に影響を受けた独自のスタイルを作り出す。
作品は絵画、オブジェ、カリグラフィーなど。大きな作品としてはビルの外壁、銭湯、ワイナリーに積み上げられワインコンテナなど。どれも自由で大胆でいて繊細なおもしろさがある。VOLCOM、NIKE、55DSL、etniesほか、数々のブランドとのコラボがある。国内はもちろん、アメリカ、ヨーロッパ、台湾での展覧会も好評。

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